2019-04-24 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
来日外国人による偽造在留カード所持等に係る事件の検挙件数につきましては、平成二十五年から統計がございまして、平成二十五年中に百八件を検挙しております。その後、増加傾向にありまして、昨年、平成三十年中における検挙件数は六百二十件となっております。
来日外国人による偽造在留カード所持等に係る事件の検挙件数につきましては、平成二十五年から統計がございまして、平成二十五年中に百八件を検挙しております。その後、増加傾向にありまして、昨年、平成三十年中における検挙件数は六百二十件となっております。
他方で、やはり委員御指摘のとおり、この在留カードの偽変造事案、これがあるということはまことに遺憾なところであり、平成二十九年の警察庁公表資料によりますと、偽造在留カード所持等による入管法違反の検挙件数が三百九十件、三十年においては、上半期の速報値でございますが、二百九十一件と増加傾向にあるというところでございます。
これは、不法入国ブローカーあるいは偽造在留カードの製造、密売業者など、確かに、個人や組織が、世界一安全な日本社会にとっては、非常に問題があるというか、摘発すべき対象というか、そういうことであろうと思うわけです。
具体的な検挙事例といたしましては、インターネットを通じて入手しました偽造在留カード一枚と偽造旅券一通を身分証明として雇用主に提示をし就労していた中国人を、平成二十五年十月までに、入管法違反及び有印公文書偽造罪で逮捕したものがございます。